2016-09-15 | 既刊告知

君の名は。Another Side:Earthbound

大ヒット上映中の映画「君の名は。」
その作品世界をさらに深める外伝小説はもうお読みになりましたか?

君の名は。Another Side:Earthbound


必ず映画がもう一回見たくなる!
ファン必読のサイドストーリー!!

「君の名は。Another Side:Earthbound」は、4つの短編で構成されています。


ここから、全4話をひとつずつ紹介していきます!

第1話:ブラジャーに関する一考察

三葉に入った瀧が主人公ということで、想像だにしなかった「女子の身体」に入れ替わり、戸惑う瀧が見所です。

あまりにも細い足首、頼り無く華奢な身体、
そして気にせずにはいられない未知の膨らみ…。
三葉が「勝手なことしないで!」と思わず叫ぶ、瀧の自由すぎる女子高生ライフがはじまります。
映画本編でちらりと垣間見える瀧と三葉のドタバタ入れ替わり生活が、じっくり味わえる楽しい一編です。


また、三葉を取り巻く人間関係を「身を以て」体感する瀧は
徐々に三葉のことを考えるようになります。

「お前はいったい、どういうやつなんだ?」
瀧の三葉への想い、その変化のきっかけが捉えられます。

第2話:スクラップ・アンド・ビルド

三葉の幼馴染み、勅使河原(テッシー)が主人公。
彼は三葉と同じくらい「糸守」という町に複雑な思いを抱いています。

土建屋の息子として、自分の将来は決まってしまっている。そのことへの閉塞感。
一方で、ずっと過ごしてきた土地への愛着。
「こんな町出てってやる!」という三葉と、テッシーの考えは少し違うようです。


テッシーと三葉・サヤチンの3人による、「カフェ計画」がスタートします!


また、テッシーの三葉に対する想いを掘り下げた一編でもあります。

「なぜあの時テッシーは三葉を信じたのか」
映画を見れば気になる点であろう「あの」シーンへのアンサーになっています。

さらにネタバレになるので詳しくは伏せますが、映画とリンクするセリフがあります。
そのリンクに気付くと、この一編が三葉とテッシー、瀧とテッシー、二つの関係性を同時に掘り下げていることがわかるはずです。

テッシーが友情に厚い良いヤツであることを是非知って下さい。

第3話:アースバウンド

映画ではしっかり者といった印象の、三葉の妹・四葉が主人公。

「最近、お姉ちゃんがおかしい」
三葉の変化をいち早く感じ取った彼女は姉の謎を探りはじめます。

三葉との仲良し姉妹なやりとり、紗耶香(サヤチン)との漫才じみた会話……
小学生らしいフットワークの軽さで周りの人を巻き込んでいく四葉が可愛い一編です。


また、途中から入れ替わりの謎・宮水家の秘密に迫る、壮大なスケールのお話へとシフトしていきます。
うっかり口噛み酒をのんだ四葉にとある現象が…!?

映画で語られない設定が満載、読み応えのあるお話です。

第4話:あなたが結んだもの

最後のお話は三葉の父・宮水としきが主人公。
この四話目は特に評判が良く、「泣いた」「鳥肌が立った」「お父さん!」とたくさん褒め言葉を頂いております。

映画でちらっと出てくる彼の経歴は謎が多かったはずです。
「民俗学者→神職→町長」
この異色の経歴を紐解く、彼の人生の物語です。

三葉の母・二葉との運命的な出会い、幸せな結婚生活、そして唐突な別れ…。


波瀾万丈な彼の人生を知れば、必ず驚くことでしょう。
映画だけだと悪役のようにも見えますが、これを読めば宮水としきという人物のイメージが180度変わります。

そして「映画とのリンク」が最も巧妙な形で織り込まれている一話でもあります。
映画のクライマックスシーンにおける
「なぜあのときトシキは三葉を信じたのか」
この疑問が信じられないほど美しく解消されます。

もう一度映画が見たくなること間違いなしの、「君の名は。」を本当に理解するためには必読の物語です。

おわりに

各話それぞれに見所があり、
映画を見た人ならば読んで損はないと自信を持ってオススメします。

記録的名作となった「君の名は。」をさらに楽しむために、是非とも読んで欲しい一冊です。


こちらでもご紹介いただきました
http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/lv_column/index.asp


カクヨムにて一話限定公開中!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881743073